まとめ

お昼寝は気持ち良いけれど、40分以内が無難です(健康の面からも周囲の目からも)。

 

40分も昼寝出来たら十分幸せな気がします。

 

本文

お昼寝って出来ると気持ち良いですよね。

 

でも健康に良いのか悪いのかは不明らしいです。

活動量が低下するから糖尿病などメタボリックシンドロームに悪いなんて言われたりするそうです。

 

実際調べたのがこちらの論文です。

T Yamada,et al.J-curve relation between daytime nap duration and type 2 diabetes or metabolic syndrome: A dose- response meta-analysis.Sci Rep. 2016 Dec 2;6:38075. doi: 10.1038/srep38075.

 

 

グラフの通り、40分までなら影響ありませんが40分を超えると急に2型糖尿病の発症リスクが増加します。

そもそも、毎日110分寝ている人は色々心配です。。。

 

他に、昼寝と高血圧を調べたものもあります。

昼寝をする人の方が高血圧の発症リスクが高いそうです。

(夜間仕事をしている方が夜間に仮眠をとるのはリスクを減らすそうです)

 

昼寝はやはりメタボリックシンドロームに悪い影響がある可能性があります。

 

メタボリックシンドロームによる健康被害の最終的に問題になるものとして心血管イベントがあります。

昼寝と心血管イベントの関連を直接調べたメタアナリシスもあります。

グラフの通り、1日45分までは影響なく、45分を超えると心血管イベントが増えるようです。

https://academic.oup.com/sleep/article-lookup/doi/10.5665/sleep.5246

 

 

全死亡率に関しては昼寝と直線的な関係でリスクが高くなるようです。

 

これも観察研究であり、色々なバイアスがありえます。

例えば、

・年齢で区切っていないため、昼寝をする事が多いご高齢の方が死亡率をあげている

・睡眠時無呼吸症の方は昼寝をする事が多くなり、心血管イベントも死亡率も上げている

・高ストレスの人が疲れから昼寝をしていてその人たちが不健康で死亡率を上げている

といった交絡因子が考えられます。

 

ですので決定的な事は言えませんが、昼寝を長くしすぎるとメタボリックシンドロームへの影響から心血管イベントを増やす可能性はあると考えられます。