大手町の内科・男性更年期障害(テストステロン治療)専門クリニック
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テストステロンとは?働き・低下による症状・基準値・増やす方法を医師が解説

テストステロンとは?働き・低下による症状・基準値・増やす方法を医師が解説

テストステロンとは

▶ 男性更年期障害(LOH症候群)の症状・検査・治療

テストステロンは、男性ホルモン(アンドロゲン)の中で最も重要なホルモンです。

主に精巣のライディッヒ細胞で産生され、一部は副腎でも作られます。血液中ではSHBG(性ホルモン結合グロブリン)やアルブミンと結合した状態で存在し、ごく一部が遊離テストステロンとして作用します。

テストステロンは単に「性欲を高めるホルモン」ではなく、

  • 筋肉量の維持
  • 骨密度の維持
  • 赤血球の産生
  • 内臓脂肪の抑制
  • 集中力
  • 意欲
  • 判断力
  • 気分
  • 性機能

など、全身に重要な役割を果たしています。

テストステロンの働き

① 筋肉と体力を維持する

テストステロンは筋タンパク質の合成を促進し、筋肉量や筋力の維持に関わります。

加齢や病気で低下すると、

  • 筋力低下
  • 疲れやすい
  • 階段がつらい

などを感じることがあります。

② 骨を丈夫に保つ

男性の骨粗鬆症は女性ほど多くありませんが、テストステロン低下は骨密度低下の原因になります。

③ 気分・意欲に関わる

テストステロンは脳にも作用します。

低下すると

  • やる気が出ない
  • イライラする
  • 不安感
  • 抑うつ
  • 集中力低下

などの症状が現れることがあります。

④ 性機能を維持する

テストステロンは

  • 性欲
  • 朝立ち
  • 勃起機能

にも関係しています。

ただしEDの原因は血管や神経の病気など複数あり、テストステロンだけでは説明できない場合もあります。

⑤ 代謝・生活習慣病との関係

近年では

  • 糖尿病
  • メタボリックシンドローム
  • 脂肪肝
  • 心血管疾患

との関連も報告されています。テストステロン低下はこれらの疾患のリスク上昇と関連し、逆に肥満や糖尿病がテストステロン低下を招くという悪循環が生じることがあります。詳しくは肥満と男性更年期障害の関係テストステロンと心血管イベントもあわせてご覧ください。

テストステロンが低下する原因

  • 加齢
  • 睡眠不足
  • 慢性的ストレス
  • 肥満
  • 糖尿病
  • 運動不足
  • 過度な飲酒
  • 一部の薬剤

詳しくは男性更年期の原因一覧をご覧ください。

テストステロンが低いと現れる症状

身体症状

  • 疲れやすい
  • 筋力低下
  • 体脂肪増加
  • ほてり

精神症状

  • やる気低下
  • 抑うつ
  • 集中力低下
  • イライラ

性機能

  • 性欲低下
  • ED
  • 朝立ち減少

症状だけでは診断できず、血液検査とあわせて評価します。詳しくは男性更年期の症状一覧もご覧ください。

テストステロンは何歳から低下する?

20〜30代をピークに、加齢とともに徐々に低下します。

ただし低下の程度には個人差があり、40代でも十分高い方もいれば、30代で低下する方もいます。

そのため年齢だけではなく、症状と血液検査を合わせて判断します。

テストステロンの検査

当院では症状に応じて

  • 遊離テストステロン
  • 総テストステロン(自費)
  • PSA
  • 血算
  • 肝機能
  • 腎機能

などを組み合わせて評価しています。

保険診療では測定項目に制限があり、自費診療ではより幅広いホルモン評価が可能です。

詳しくは男性更年期の保険適用についてをご覧ください。各検査値の基準値は男性ホルモン・TRT関連検査の基準値一覧で詳しく解説しています。

テストステロンを増やす生活習慣

生活習慣の改善はテストステロン維持に役立つ可能性があります。

重要なのは

  • 睡眠
  • 筋力トレーニング
  • 適正体重
  • バランスのよい食事
  • ストレス管理
  • 飲酒を控える

ことです。

詳しくはテストステロンを上げる生活習慣で詳しく解説しています。

生活習慣だけで改善しない場合

生活習慣を改善しても

  • 強い倦怠感
  • 性欲低下
  • 気分の落ち込み

などが続く場合は、男性更年期(LOH症候群)の可能性があります。

症状と血液検査を総合的に評価し、必要に応じてテストステロン補充療法(TRT)などを検討します。

よくある質問

Q. テストステロンは高いほど良いですか?

A. いいえ。正常範囲を超えて高い状態が必ずしも健康的とは限りません。症状や目的に応じて適切に評価することが重要です。

Q. 市販のサプリメントだけで増えますか?

A. 亜鉛やビタミンDなどの不足を補うことは有用な場合がありますが、男性更年期そのものを改善する効果は限定的です。症状がある場合は医療機関で検査を受けることをおすすめします。

Q. 朝に採血する理由は?

A. テストステロンは日内変動があり、午前中に高く午後に低くなるため、一般的には午前中の採血が推奨されています。

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参考文献

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