東京都千代田区大手町の内科・健康診断・予防接種

糖尿病


糖尿病とは

患者は患者の症状を説明する男性医師に熱心に耳を傾け、相談で書類を一緒に話し合って質問する Premium写真慢性的な高血糖が続いた状態です。
糖尿病の診断基準は変わることもありますが、糖尿病学会発表の診断基準をご紹介します。
糖尿病治療ガイド2016-2017
このように、二度の血液検査で診断されます。喉の渇きを感じたり体重が減ったりすることがありますが、糖尿病は最初はあまり症状がありません。
放置すると動脈硬化が進展する点では高血圧と似ていますが、より小さな血管が傷害されやすいのが特徴です。
具体的には、
・腎臓が悪くなり透析などの腎代替療法が必要になる(慢性腎臓病
・足の血流が悪くなり足を切断することになる
・網膜に新生血管ができ、出血により失明する
といった大変な症状が出てきます。

糖尿病の原因

1型糖尿病では、先天的(生まれつき)の要因で発症します。
2型糖尿病では、遺伝子の要素と環境の要素が組み合わさっています。
改めることの出来る環境の要素としては下記のものです。
・高エネルギー食による慢性的な血糖値の上昇
・肥満
喫煙
・運動不足
・ストレス

糖尿病の治療

上記の生活習慣の改善に加えて薬物療法を行います。
最初は経口血糖降下薬(飲み薬)で治療し、血糖値をコントロール出来ない場合にはインスリン(注射)を使うという流れが多いです。
また、腎臓や網膜などの合併症がないか定期的に調べその対応を行うことも重要です。

それぞれの経口血糖降下薬の特徴についてまとめます。

SGLT2阻害薬

新しいお薬です。
血中の糖を尿として排泄することで血糖値を下げます。
その為、余分なエネルギーを捨てるので痩せやすい薬として注目されています。
注意点として、尿の回数や量が増えるために脱水になる可能性があります。
特に、肥満の有る方に良い薬です。

SU薬

膵臓を刺激してインスリンを分泌されるお薬です。
比較的痩せ型で、食事や運動療法にきちんと取り組めているのに血糖値が高い方(≒インスリン分泌が少ないと予想される方)に向いています。
血糖を下げる作用が強いのですが低血糖を起こすリスクもあります。

チアゾリジン薬

インスリンは分泌されているのに効きが悪い、インスリン抵抗性が高いことを改善するお薬です。
インスリン抵抗性を引き起こす一番の要因は肥満だと言われています。
気をつけることとして、副作用に浮腫があります。
心不全の有る方は要注意です。

ビグアナイド薬

肝臓での糖新生、骨格筋のインスリン感受性、腸管での糖の吸収抑制などの機序から血糖値を下げるお薬です。
長く使用された歴史があり、薬価が安く血糖を下げる効果が高いためヨーロッパでは第一選択薬として使用されています。
極稀にですが、乳酸アシドーシスという重篤な合併症を起こす可能性があるとされています。

αグルコシダーゼ阻害薬

消化吸収を遅らせることで血糖の上昇を穏やかにするお薬です。
血糖を下げるというより、上がり方をゆっくりにする薬ですので、食後高血糖のある方に他の治療薬と併用して用いられる事が多いです。
また糖尿病の発症予防に保険適応が通っているのもこの種類の薬のみです。
まだ糖尿病とは診断されないものの心配な方が内服することがあります。
副作用として腹部の膨満感が出ることがあります。

グリニド系

ST系と同様にインスリンを分泌させることで血糖を下げます。
作用時間が短く効果もSUよりマイルドなことが特徴です。
しかし低血糖のリスクは有りますので注意が必要です。

DPP4阻害薬

インクレチンとは、高血糖時に、血糖を下げる消化管ホルモンです。
このインクレチンを分解するDPP4を阻害することで、インクレチンの効果を強めるのがDPP4阻害薬です。
低血糖が起きづらく、太りにくいことが特徴です。

インスリン

各種インスリンについて糖尿病学会からのまとめがこちらから見られます。
商品の写真もありこちらがとても見やすいです。
http://www.fa.kyorin.co.jp/jds/uploads/insulin_list.pdf

ポイントを記載します。
・インスリンは効果の持続時間から分類される(超速攻型~持効型)
・食後の高血糖には超速効型や速効型
・基礎分泌の補充に持効型
・打つ回数やライフスタイルに合わせてインスリン2種類を混ぜた混合製剤を用いる

いずれのインスリンを使うにせよ、血糖を測定しながら調整することがとても重要です。
合併症予防のためにHbA1cを7.0%より低く抑えることの重要性が言及されていますが、低血糖はその後の心血管イベントを増加させることも報告されています。
低血糖を避けつつ、適正に血糖を降下させる必要があります。
そのためには血糖測定が重要です。

当院では、インスリン治療中の患者さんに血糖測定機の無料貸出を行っております。
現在インスリン治療中だが血糖測定を行っていない、インスリンのコントロールがうまくいかずHbA1cが高いまま、などのお悩みがありましたらご相談下さい。

 

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