大手町の内科・男性更年期障害(テストステロン治療)専門クリニック
ホーム » 診療案内 » 漢方外来

漢方外来

漢方外来|症状に合わせた漢方治療

漢方薬は「病名」だけでなく、体質や体力、冷えや熱感、胃腸の状態などを総合的に判断して処方します。同じ「頭痛」でも、体質によって適した漢方薬は異なります。

リーレクリニック大手町では、まず西洋医学による診察・検査で他の病気がないかを確認したうえで、必要に応じて保険診療で漢方薬を処方しています。「検査では異常がないけれど体調がすぐれない」「受診するほどではないかも」と感じる不調でも、お気軽にご相談ください。

大手町・丸の内・神田・東京駅周辺で漢方外来をお考えの方へ

リーレクリニック大手町は、大手町駅C2b出口直結・徒歩1分の内科クリニックです。平日は18:15まで診療しており、仕事帰りの受診にも対応しています。

このような症状でご相談ください

冷え性
疲れやすい
胃もたれ
食欲不振
むくみ
頭痛
めまい
肩こり
不眠
イライラ
のどの違和感
更年期症状
月経痛
便秘
下痢
花粉症
咳・喘息
頻尿

症状別によく処方される漢方

以下は代表的な処方の例です。実際には、診察で体質や証(しょう)を確認したうえで選択します。

冷え性

  • 当帰芍薬散/桂枝茯苓丸/八味地黄丸/当帰四逆加呉茱萸生姜湯
  • 手足が冷える・むくみやすい・疲れやすい方に

疲れやすい・だるい

  • 補中益気湯/十全大補湯/人参養栄湯
  • 健診では異常なし、疲労感が続く、食欲がない方に。テストステロン低下(男性更年期)が背景にあることもあります

胃もたれ・胃痛

  • 六君子湯/安中散/半夏瀉心湯
  • 胃が重い・食欲がない・胃腸が弱い方に

頭痛

  • 呉茱萸湯/五苓散/川芎茶調散
  • 片頭痛や天候による頭痛など、体質によって処方が異なります

不眠

  • 酸棗仁湯/柴胡加竜骨牡蛎湯/抑肝散
  • 背景のストレスや緊張も考慮します。いびき・日中の眠気がある方は睡眠時無呼吸症候群の検査もご検討ください

イライラ・ストレス

  • 半夏厚朴湯/柴胡加竜骨牡蛎湯/抑肝散
  • 「のどのつかえ感」や不安感などにも用いられることがあります

めまい

  • 苓桂朮甘湯/半夏白朮天麻湯
  • ふらつき・立ちくらみ・頭重感をともなう方に

むくみ

  • 五苓散/当帰芍薬散/防已黄耆湯
  • むくみは腎臓・心臓・甲状腺などの病気が原因のこともあります。むくみ(浮腫)についてもご覧ください

便秘

  • 麻子仁丸/潤腸湯/大黄甘草湯
  • 便の硬さや腹部の張り、体力に応じて選びます

花粉症・鼻炎

  • 小青竜湯/葛根湯加川芎辛夷/辛夷清肺湯
  • 眠気の出にくい選択肢として。花粉症治療もあわせてご覧ください

咳・喘息

  • 乾いた咳・痰が切れにくい咳:麦門冬湯。痰の多い慢性の咳:清肺湯。喘鳴(ゼーゼー)をともなう場合:麻黄を含む処方(麻黄湯など)
  • 喘息は吸入薬などの西洋医学的な治療が基本で、漢方は補助的に用います。息苦しさが強いときや発作時は、すぐに受診してください

更年期症状

  • 女性:加味逍遙散/桂枝茯苓丸/当帰芍薬散
  • 男性:補中益気湯/大建中湯(お腹の冷え・張りをともなう場合)/八味地黄丸/柴胡加竜骨牡蛎湯。症状に応じて男性更年期外来(保険適用)もご案内できます

漢方薬は一人ひとり違います

同じ病気・同じ症状でも、体力がある方/胃腸が弱い方/冷えやすい方/のぼせやすい方などで処方は変わります。漢方では「証(しょう)」(体質や状態のタイプ)を診て薬を選ぶため、市販薬で改善しなかった症状でも、体質に合った処方で楽になることがあります。

診察では、これまでの経過・体質・冷えやのぼせ・胃腸の状態・睡眠・気分などをうかがい、必要に応じて血液検査などで他の病気がないかを確認したうえで処方します。

一人ひとりの「体質」や「証」から考える

医学では、同じ症状があれば同じ病気として診断・治療することが基本となります。一方で、実際の診療では、同じ「疲れやすい」「眠れない」「冷えやすい」「胃腸の調子が悪い」といった症状でも、その背景や体質は人によって異なります。

東洋医学では、こうした個人差を「体質」や「証」という考え方から捉えます。

「証」とは、単に病名をつけるものではなく、その時点での症状や体調、体質などを総合して、その人の状態を捉える東洋医学独自の考え方です。同じ症状であっても、冷えが強いのか、のぼせやすいのか、胃腸が弱いのか、疲労が蓄積しているのかなどによって、異なる「証」として考えることがあります。

これは、現代医学でいう「同じ病名でも、患者さんによって治療方針や生活上のアドバイスを変える」という考え方とは完全に同じではありませんが、「病名だけでなく、その人自身を見る」という点では共通する部分があります。

当院では、現代医学の診断基準や検査、科学的エビデンスを基本としながらも、年齢、生活習慣、仕事、睡眠、運動、食事など、一人ひとりの背景を踏まえて診療することを大切にしています。

このコラムでは、テストステロンや男性更年期、睡眠、運動、栄養、生活習慣などを中心に、現代医学のエビデンスだけではなく、必要に応じて東洋医学の「体質」や「証」といった考え方にも触れながら、健康を多角的に考えていきます。

ただし、東洋医学的な考え方については、現代医学と同じレベルの科学的エビデンスが確立しているとは限りません。当院では、エビデンスの確立した医学的知見と、伝統医学に基づく考え方を区別し、それぞれの位置づけを明確にしながら紹介します。

「病名」だけでは見えてこない、自分自身の体質や生活背景にも目を向けることで、より自分に合った健康管理を考えるきっかけになればと考えています。

漢方薬と西洋薬は併用できます

多くの場合、漢方薬と西洋薬は併用が可能です。現在飲んでいるお薬との飲み合わせを確認しながら処方します。高血圧や糖尿病などで西洋薬による治療を受けている方も、冷え・のぼせ・倦怠感・胃腸の不調といった症状に対して漢方を組み合わせることができます。

当院でよく処方する漢方(一覧)

症状 主な漢方
疲れやすい 補中益気湯・十全大補湯
胃もたれ 六君子湯・大建中湯
頭痛 呉茱萸湯・五苓散
花粉症 小青竜湯・葛根湯
冷え 当帰芍薬散・八味地黄丸
不眠 酸棗仁湯・柴胡加竜骨牡蛎湯
めまい 苓桂朮甘湯・五苓散
むくみ 五苓散・柴苓湯・防己黄耆湯
便秘 防風通聖散・麻子仁丸
男性更年期 補中益気湯・十全大補湯
咳・喘息 麦門冬湯・清肺湯・麻黄湯

よくある質問

Q. 漢方薬だけで治療できますか?

A. 病気によります。必要に応じて西洋薬や検査を組み合わせます。まずは診察で、漢方が向いているか、他の治療が必要かを判断します。

Q. 保険診療ですか?

A. 医師が必要と判断した場合は、保険適用で漢方薬を処方できます。

Q. 副作用はありますか?

A. 漢方薬も医薬品のため副作用があります。甘草を含む処方では低カリウム血症や偽アルドステロン症、一部の処方では肝機能障害や間質性肺炎などに注意が必要です。症状・既往歴・服用中のお薬を確認しながら処方し、必要に応じて血液検査でモニタリングします。

LINEで予約 電話 03-5224-6672

一般内科の診療内容・院内でできる検査・アクセスは大手町の内科(一般内科)のページをご覧ください。

参考文献

  • 株式会社ツムラ. 症状から探す(一般用漢方製剤).
  • 株式会社ツムラ. 医療用漢方製剤 製品情報.
  • 日本東洋医学会. 漢方診療ガイドライン.
  • 厚生労働省. 使用薬剤の薬価(薬価基準).
  • 各漢方製剤 電子添文(医薬品医療機器総合機構).
電話 03-5224-6672 LINEで予約