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胃痙攣

胃痙攣とは

胃の痛みや嘔気といった、病名ではなく症状のことです。

あくまで症状であり病名、疾患名ではありません。


胃痙攣の原因

胃の疾患:慢性胃炎、胃潰瘍、胃炎、アニサキス症
腹腔内の疾患:膵炎、虫垂炎、胃腸炎、胆嚢炎、胆管炎

その他ストレスや腹部の冷えも胃痙攣を引き起こします。

特に重篤な疾患としては、急性膵炎、胆嚢炎・胆管炎、胃がんなどがあります。


胃痙攣の治療 

原因を調べる事と、対症療法を行い症状を和らげる事が悪化を防ぎます。

原因別の治療について

胃痙攣の原因によっては特異的な治療を行えることもあります。


たとえば 、アニサキス症という激しい痛みを伴う疾患があります。

アニサキスは寄生虫で、サケ、サバ、アジなどの水産物のお刺身から感染することが多いです。

激しい胃痛、上腹部痛と嘔気が特徴です。

アニサキスの場合、胃カメラで取り除く治療が行われます。

また胃潰瘍が原因の場合には胃酸を抑える胃薬や、食生活の改善が重要です。

簡単に胃痙攣の原因となる疾患とその治療法を記載します。

  • 胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍:胃酸を抑える胃薬
  • アニサキス症:胃カメラによる摘出
  • 急性膵炎:入院しての集約的治療(致死率の高い重篤な疾患です)
  • 胆石症:胆石の大きさにより薬や内視鏡による摘出
  • 機能性ディスペプシア:ストレスの軽減、胃腸の動きを良くする薬
  • 胃がん:ステージに応じて内視鏡や手術、抗がん剤など

このように胃痙攣の原因がはっきりしている場合には疾患特的な治療が行われます。


ちなみに、アニサキスが胃を通り越して腸に進んだ場合には保存的な治療となります。

その場合、漢方薬の安中散が効果があると言われています。

この安中散は、アニサキスに限らず胃の症状に用いられることの多い薬です。原因不明の胃痙攣など、胃の調子が悪いときに使われることもあります。


対症療法について

胃痙攣がある場合には、原因を調べることが最も重要ですが、同時に対症療法で痛みを抑えることも重要です。

痛いからと言って、ロキソニンのようなNSAIDsと呼ばれる痛み止めを使うと、胃潰瘍や胃炎が悪化してしまい症状が酷くなります。

自己判断で薬は飲まないようにしましょう。

 

対症療法として、症状を抑えるお薬でよく使われるものは

・ブスコパン

・ストロカイン

・漢方薬(安中散、人参湯、六君子湯など)

です。

どちらも原因となる疾患への治療ではありませんが痛みを抑える効果があります。


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