大手町の内科・男性更年期障害(テストステロン治療)専門クリニック
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便潜血陽性について

便潜血が陽性の時は大腸がんの可能性があります。

放置せず、なるべく早く精査を受けましょう。


健康診断では便の検査が入っていることがあります。

多くは便の中に血が混ざっていないかをみる(便潜血)検査です。

この便潜血が陽性の場合、いろいろな原因が考えられるのですがもっとも重要なのが大腸がんです。

(大腸がん以外の便潜血の原因としては、痔核、大腸ポリープなどが多いです。)

大腸がんはがんの部位別死因の男性で3位、女性では1位と非常に重要ながんです。

大腸がんが有ると、がん細胞が壊れることなどから便に血が混ざることがあります。

(大腸がんなら必ず便潜血が出るわけではありません)

そのため便潜血がある場合には大腸がんのための検査が必要です。

具体的には大腸内視鏡検査を行います。

また、腫瘍マーカーの測定も行われます。

便潜血が陽性と指摘されてからどれくらいの期間で大腸内視鏡検査を受けるべきかという答えは出ていません。

もちろん早ければ早いに越したことはないのですが事前の血液検査、予約を取る、前日から下剤を飲む、といったことから思い立ってすぐ受けられる検査ではありません。

そこで、便潜血陽性から大腸内視鏡検査までの期間と検査結果の関連を調べた論文をご紹介します。

Association Between Time to Colonoscopy After a Positive Fecal Test Result and Risk of Colorectal Cancer and Cancer Stage at Diagnosis

便潜血陽性から1ヶ月以内に大腸内視鏡検査を受けたグループに対して、2ヶ月以内、3ヶ月以内、6ヶ月以内、9ヶ月以内、1年以内、1年以上のグループでの大腸がんのリスクと進行大腸がんのリスクを比較しました。

結果は1年以内と1年以上のグループでは有意に大腸がんも進行大腸がんのリスクも増加したとのことです。

9ヶ月以内なら有意差ないから差がないのか、早期大腸癌も増えているのは単に時間経過で発がんをみているだけなのか、など解釈に難しい結果です。

しかし、進行大腸がんになる前に見つけるためにもなるべく早めに大腸内視鏡検査を受けることが勧められます。

何よりも健康診断で便潜血が陽性と指摘されたら放置せずに検査を受けることが重要です。

健康診断で異常があった場合にはなるべく早く主治医と追加検査や治療について相談しましょう。

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