大手町の内科・男性更年期障害(テストステロン治療)専門クリニック
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アルゼンチン旅行の予防接種・渡航前の健康管理

アルゼンチンへの旅行では、訪問地域によって感染症対策が異なります。

ブエノスアイレスなど都市部への一般的な観光と、イグアスの滝を含む北東部、北部の地方地域、アウトドア中心の旅行では、注意すべき感染症が変わります。

アルゼンチン旅行前には、通常の定期予防接種を確認したうえで、A型肝炎やB型肝炎などのワクチン、黄熱の地域別リスク、蚊が媒介する感染症、食事・水への注意などを旅行内容に応じて検討します。

アルゼンチン旅行で検討する予防接種

A型肝炎

CDCでは、1歳以上の未接種旅行者にA型肝炎ワクチンを推奨しています。

特に長期滞在、地方への旅行、現地での食事環境を選びにくい旅行では重要です。

B型肝炎

未接種者では年齢や旅行内容を考慮して接種を検討します。

長期滞在や医療・介護などの仕事、性的接触、けが・医療処置などの可能性がある場合には特に検討します。

破傷風

ハイキング、トレッキング、アウトドアなどを予定している場合には、定期接種歴を確認します。

腸チフス

長期滞在や地方・衛生環境の異なる地域への旅行などでは検討します。

一般的な都市観光では、ワクチンだけでなく食品・水の衛生管理も重要です。

アルゼンチンの黄熱ワクチンは地域によって異なります

アルゼンチンでは黄熱ワクチンが全国一律に推奨されているわけではありません。

CDCでは、ミシオネス州(Misiones)およびコリエンテス州(Corrientes)への渡航者に黄熱ワクチンを推奨しています。

一方、その他の地域では旅行先によって推奨状況が異なります。

そのため、「アルゼンチンに行く=黄熱ワクチンが必要」ではありません。

特にイグアスの滝など北東部への旅行では、具体的な訪問地域を確認して黄熱ワクチンの必要性を判断します。

アルゼンチン入国自体について、黄熱ワクチン証明書が一律に必要とされているわけではありません。

ただし、第三国からの入国・乗り継ぎなどによって条件が変わる可能性があるため、渡航ルートを含めて最新情報を確認してください。

アルゼンチンで注意したい蚊媒介感染症

アルゼンチンでは、地域や季節によって蚊が媒介する感染症への対策が必要です。

そのため、

  • 虫よけ剤
  • 長袖・長ズボン
  • 蚊帳
  • 網戸・空調の利用

などの基本的な対策を行います。

ワクチンだけで防げない感染症もあるため、蚊に刺されないことが重要です。

アルゼンチン旅行では地域による違いを確認

ブエノスアイレス

都市観光が中心であれば、一般的な海外旅行と同様に定期接種を確認し、A型肝炎などを検討します。

イグアスの滝・北東部

黄熱などの地域特有の感染症対策を確認します。

特にイグアスの滝を訪れる場合は、アルゼンチン側だけでなくブラジル側へ移動するかどうかも確認してください。

ブラジル側を含めると、必要な渡航医学的対策が変わる可能性があります。

北部

訪問地域によって黄熱などの蚊媒介感染症への対策を検討します。

パタゴニア

一般的な都市・自然観光とは異なり、長距離移動やハイキングなどによる外傷・脱水・低温環境への対策も重要になります。

食事・水にも注意

海外旅行では、食事や水を介する感染症への対策も重要です。

特に地方への旅行や長期滞在では、

  • 十分に加熱された食品を選ぶ
  • 生水を避ける
  • 手洗いを行う
  • 衛生状態の不明な食品を避ける

などを行います。

旅行者下痢症はワクチンだけでは完全に防げないため、食品・水への注意も必要です。

企業の海外赴任・海外出張、ご家族での帯同を予定されている方は、以下もあわせてご確認ください。

アルゼンチン旅行前に準備したいもの

  • 定期予防接種の確認
  • A型肝炎
  • B型肝炎
  • 破傷風
  • 腸チフス
  • 黄熱の適応確認
  • 虫よけ
  • 常用薬
  • 海外旅行保険
  • 英文薬剤証明書
  • ハイキング・トレッキング用品

特に「ブエノスアイレスだけ」と「イグアスや北部まで周遊する旅行」では対策が異なります。

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よくある質問

Q. アルゼンチン旅行では黄熱ワクチンが必要ですか?

A. 全国一律に必要ではありません。CDCではミシオネス州・コリエンテス州などへの渡航で黄熱ワクチンを推奨しています。訪問地域によって判断します。

Q. ブエノスアイレスに行くだけでも黄熱ワクチンが必要ですか?

A. ブエノスアイレスのみの旅行では、黄熱ワクチンは通常推奨されません。

Q. イグアスの滝に行く場合は黄熱ワクチンが必要ですか?

A. イグアス周辺は黄熱対策を検討する地域です。アルゼンチン側だけでなくブラジル側への移動予定や旅行ルートも含めて判断してください。

Q. アルゼンチン旅行ではA型肝炎ワクチンが必要ですか?

A. A型肝炎は渡航前に検討する代表的なワクチンです。特に未接種者や長期・地方滞在では重要です。

関連する渡航先

アナフィラキシー・ハチ刺傷への備え

渡航先では、ハチ・スズメバチなどの刺す昆虫や、食物・薬剤などによってアナフィラキシーが起こることがあります。アルゼンチン北部の亜熱帯地域では毒蛇などによる咬傷のリスクもあります。

過去にハチ刺傷や食物・薬剤などでアナフィラキシーを起こしたことがある方、動物咬傷のリスクがある活動を予定している方は、渡航前にアドレナリン自己注射薬(エピペン)の携行について医師にご相談ください。動物に咬まれたり刺されたりした場合は、応急処置後、速やかに現地医療機関を受診してください。

詳しくは海外旅行のエピペン・アナフィラキシー対策をご覧ください。

参考情報

  1. 厚生労働省検疫所(FORTH)「海外渡航のためのワクチン」
    https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/useful_vaccination.html
  2. CDC Yellow Book 2026「Yellow Fever Vaccine and Malaria Prevention Information, by Country」
    https://www.cdc.gov/yellow-book/hcp/preparing-international-travelers/yellow-fever-vaccine-and-malaria-prevention-information-by-country.html
  3. CDC Yellow Book 2026「The Pre-Travel Consultation」
    https://www.cdc.gov/yellow-book/hcp/preparing-international-travelers/the-pre-travel-consultation.html
  4. CDC Travelers’ Health「Argentina」
    https://wwwnc.cdc.gov/travel/destinations/traveler/cruise_ship/argentina
  5. 厚生労働省検疫所(FORTH)「アルゼンチン・チリ・パラグアイ・ウルグアイ」
    https://www.forth.go.jp/destinations/country/argentina.html

※渡航先の感染症リスク、予防接種の推奨、入国条件などは変更される場合があります。特に黄熱の国際予防接種証明書については、乗り継ぎ国を含む最新の渡航ルートを確認してください。本ページは一般的な情報であり、実際の予防接種・予防薬の必要性は、渡航先、滞在期間、活動内容、年齢、既往歴、予防接種歴などを確認したうえで医師が判断します。

情報確認日:2026年9月14日

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