男性更年期の症状:疲労感・倦怠感
「十分に寝ているのに疲れが取れない」「以前より体力が続かない」——このような疲労感・倦怠感は、男性更年期障害(LOH症候群)の代表的な症状の一つです。
なぜテストステロン低下で疲労感が起こるのか
テストステロンには、筋肉の修復・成長を助け、体脂肪の分解をサポートする働きがあります。このホルモンが低下すると全身の活力が落ち、疲労感・倦怠感として自覚されやすくなります。あわせて、記憶力の低下や気力の減退といった精神的な症状を伴うことも少なくありません。
他の原因の可能性
疲労感・倦怠感は、男性更年期障害以外の原因でも起こる非常にありふれた症状です。特に以下のような病気が隠れていないかを確認することが重要です。
- 貧血:血液中の酸素運搬能力が低下し、疲れやすさにつながります。
- 甲状腺機能低下症:代謝が全体的に落ち、倦怠感や気力低下を起こします。
- 糖尿病:血糖コントロールの乱れが慢性的な疲労感の原因になることがあります。
これらは血液検査で確認できるため、男性更年期の検査とあわせて評価することが可能です。
セルフチェックの目安
十分な休養をとっても2週間以上疲れが取れない状態が続く場合は、一度検査を受けることをおすすめします。他の症状(性欲低下、気分の落ち込みなど)も重なっている場合は、テストステロン低下が関係している可能性が高まります。
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参考文献
- 日本内分泌学会「男性更年期障害(加齢性腺機能低下症、LOH症候群)」日本内分泌学会「男性更年期障害(LOH症候群)」解説ページ
- 東邦大学医療センター大森病院「LOH症候群について」東邦大学医療センター大森病院
このページについて
- 監修医:院長 片山泰輔(日本内科学会総合内科専門医/日本腎臓学会腎臓内科専門医)
- 所属:リーレクリニック大手町
- 更新日:2026年8月27日
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