男性更年期の治療一覧
男性更年期障害(LOH症候群)の治療にはいくつかの選択肢があります。症状の程度や検査結果、ご希望に応じて、どの治療が適しているかを医師がご説明します。ここでは、当院で行っている治療の全体像をご案内します。
テストステロン補充療法(保険診療)
血液検査でテストステロン値の低下が確認され、医師が治療の必要性を認めた場合に行う、保険診療の範囲内でのテストステロン注射です。通常は月2回程度の通院で、定期的な血液検査により経過を確認しながら治療を継続します。男性更年期障害のもっとも代表的な治療法です。
テストステロン補充療法(自費診療/TRT)
保険適用基準を満たさない場合や、競技パフォーマンス向上など保険適用外の目的で治療を希望される場合は、自費診療でのテストステロン補充療法(TRT)に対応しています。保険診療と異なり投与量・頻度の制限がなく、目的に応じた治療計画をご提案します。
PCT(治療中止後のケア)
テストステロン補充療法(TRT)中は、脳が「体内に十分なテストステロンがある」と判断し、自分自身のテストステロン生成を休ませてしまいます。そのため治療を中止する際、精巣機能の回復を助ける目的でhCGやクロミフェンを用いたPCT(ポストサイクルテラピー)を行います。
漢方薬
症状によっては、テストステロン補充療法とあわせて、あるいはその代わりに漢方薬を用いることもあります。体質や症状の内容に応じて処方を検討します。
生活習慣の改善
睡眠不足、肥満、運動不足、過度の飲酒なども男性ホルモンに影響することが知られています。薬物療法とあわせて、生活習慣の見直しについてもご説明しています。
男性不妊外来(妊活中の方へ)
テストステロン治療を受けている、あるいは受けたことのある方で妊娠を希望される場合、テストステロン単体ではなく精巣刺激ホルモン(hCG等)を用いた治療をご案内することがあります。「治療を受けたいが妊活も諦めたくない」という方は、おひとりで抱え込まずまずはご相談ください。
治療の選び方
「保険診療と自費診療、どちらを選べばよいか分からない」という方も少なくありません。目安として、まずは保険診療での治療をご検討いただき、より幅広い検査や柔軟な投与量・頻度をご希望の場合に自費診療を選択する方が多い傾向にあります。最終的にどの治療が適しているかは、診察・血液検査の結果を踏まえて医師がご説明しますので、まずはお気軽にご相談ください。
よくある質問
Q. どの治療から始めればよいですか?
A. まずは血液検査を行い、保険適用の可否を確認したうえで治療方針をご提案します。多くの方は保険診療のテストステロン補充療法から始められています。
Q. 治療は途中でやめられますか?
A. 可能です。治療を中止する際は、精巣機能の回復を助けるPCTをご案内することがあります。
Q. 複数の治療を組み合わせることはできますか?
A. 症状や目的に応じて、テストステロン補充療法と生活習慣の改善、漢方薬などを組み合わせることもあります。詳しくは診察時にご相談ください。
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このページについて
- 監修医:院長 片山泰輔(日本内科学会総合内科専門医/日本腎臓学会腎臓内科専門医)
- 所属:リーレクリニック大手町
- 更新日:2026年8月27日
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