大手町の内科・男性更年期障害(テストステロン治療)専門クリニック

男性更年期の検査について

男性更年期(LOH症候群)の検査|テストステロン・男性ホルモン検査でわかること

「男性更年期の検査を受けたい」「テストステロンを測ってほしい」という方に向けて、男性更年期外来で行う血液検査について、それぞれの項目を何のために測るのか、結果をどう読み解くのか、治療方針にどう影響するのかまで解説します。単なる項目一覧ではなく、受診を検討している方がこのページだけで検査の流れと意味を理解できることを目指しています。

男性更年期は「症状」と「血液検査」の両方で診断します

男性更年期障害(LOH症候群:加齢男性性腺機能低下症候群)は、症状だけでも、テストステロンの数値だけでも診断できません。問診・身体所見・血液検査を組み合わせ、症状の背景にテストステロン低下が本当に関わっているか、他の病気が隠れていないかを総合的に評価して診断します。

症状だけでは診断できない

疲労感・性欲低下・抑うつ・集中力低下などは、うつ病・甲状腺機能低下症・睡眠時無呼吸・貧血・生活習慣病など多くの原因で起こります。症状は男性更年期に特有のものではありません。

テストステロンだけでも診断できない

数値が基準を下回っていても症状がなければ治療対象になりません。逆に、症状が強くても数値が保たれていれば別の原因を探します。数値と症状が結びついて初めて診断になります。

AMSスコアだけでも診断できない

AMSスコアは症状の程度を把握するための問診票で、スクリーニングには有用ですが、これだけで男性更年期と診断することはできません。海外のガイドラインでも、症状質問票のみでの診断・スクリーニングは推奨されていません。

つまり検査の役割は、「症状の原因がテストステロン低下なのか」を確かめ、「治療を安全に行える状態か」を確認し、「似た症状を起こす他の病気を見分ける」ことにあります。診断全体の流れは男性更年期の診断の流れをご覧ください。

なぜ午前中・空腹時に採血するのか

テストステロンは1日の中で大きく変動します。

  • 早朝に最も高くなります
  • 午後から夕方にかけて自然に低下します(若年ほど日内変動が大きい傾向)
  • 食事の後も一時的に低下することがあります(ブドウ糖負荷でテストステロンが下がることが知られています)

そのため、午後に採血すると、本来は問題のない人でも「低値」と出てしまうことがあります。Endocrine Society・EAU(欧州泌尿器科学会)・EAA(欧州アンドロロジー学会)のいずれのガイドラインでも、早朝(一般に7〜11時)・空腹時の採血が推奨されています。当院でも原則として午前中の空腹時採血をお願いしています。

血中テストステロンの日内変動。早朝に最も高く午後に低下する
テストステロンは早朝が最も高く、午後は自然に低下します。そのため早朝・空腹時の採血が推奨されます。

検査結果は「1回」「単独」では判断できません

テストステロンは、病気でなくても次のような状況で一時的に下がることがあります。1回だけ低値が出たからといって、すぐにテストステロン補充療法(TRT)を始めるわけではありません。

  • 肥満(特に内臓脂肪型)
  • 睡眠不足・睡眠時無呼吸症候群
  • 発熱・感染症など急性の体調不良、手術後
  • 強いストレス、過労
  • ステロイド薬(内服・外用の一部)、オピオイド鎮痛薬
  • アナボリックステロイド(筋肉増強目的の使用)による精巣機能の抑制
  • 極端なダイエット・エネルギー不足、過度な持久運動

ガイドラインでは、低値が出た場合は別の日にもう一度、早朝空腹時に測定して確認することが推奨されています。当院でも、値と症状が一致しない場合や境界値の場合は、生活背景の見直しや再検査を行ったうえで方針を決めます。

検査値を同年代の平均と比べる(偏差値の目安)

「自分のテストステロン値は、同じ年代の男性と比べて高いのか低いのか」を知りたい方のために、日本人男性の基準値データと比較した偏差値の目安を計算できるツールを用意しました。あくまで数値の位置づけを把握するための参考であり、これだけで男性更年期障害(LOH症候群)と診断するものではありません。

この計算は診断ではなく、検査値の水準を同年代の平均と比べるための目安です。テストステロンは測定法によって値が異なり、原則として午前中・空腹時の採血で評価します。入力値と計算結果はお使いの端末の中だけで処理され、送信・保存されません。
検査項目
ng/dL

この偏差値計算の根拠

用いている基準値:基準値は、岩本晃明らが日本泌尿器科学会雑誌に報告した研究(2004年、20〜77歳の日本人男性1,143例)を用いています。この研究は、日本泌尿器科学会・日本Men’s Health医学会の「LOH症候群診療の手引き」でも日本人の基準値として参照されているものです。

総テストステロンは「全年齢共通」、遊離テストステロンは「年代別」:この研究では、総テストステロンは加齢による低下がはっきりしなかったため、20〜77歳の全データを一括した基準範囲(201〜750 ng/dL、平均±2標準偏差)が設定されました。一方、遊離テストステロンは加齢の影響が大きかったため、10歳ごとの年代別に基準範囲が設定されています(20代 8.5〜27.9 pg/mL、30代 7.6〜23.1 pg/mL … 70代 4.5〜13.8 pg/mL)。日本人男性で「男性ホルモンの指標としては遊離テストステロンを重視する」とされるのは、この加齢変化の違いが理由の一つです。そのため当ツールでも、総テストステロンは年齢を問わず同じ基準で、遊離テストステロンは入力された年代の基準で比較します。

偏差値の計算方法:報告されている基準範囲は「平均±2標準偏差」で示されているため、そこから平均と標準偏差を逆算しています。たとえば総テストステロンの 201〜750 ng/dL からは、平均 約476 ng/dL、標準偏差 約137 ng/dL が得られます。偏差値は次の式で求めます。

偏差値 = 50 + 10 ×(あなたの値 − 同年代の平均)÷ 標準偏差

偏差値50が同年代の平均、60でおよそ上位16%、40でおよそ下位16%にあたります。上位・下位のパーセンタイルは、テストステロン値が正規分布に従うと仮定して推定した参考値です。

一番の注意点:測定法によって値が変わります。テストステロンは、測定に用いる方法(免疫測定法か、質量分析法(LC-MS/MS)か)や測定キットによって、同じ血液でも出てくる数値が異なります。上記の基準値は主に免疫測定法を前提としたもので、健康診断や当院の保険診療で測定される値は通常この方法(当院では総テストステロンはCLIA法、遊離テストステロンはRIA法)ですが、施設や測定系によって差があります。また、テストステロンは早朝が高く午後に下がるため、比較には午前中・空腹時に採血した値をお使いください(上記「なぜ午前中・空腹時に採血するのか」を参照)。偏差値はあくまで大まかな目安としてお考えください。

LOHの診断基準との関係:「LOH症候群診療の手引き」では、総テストステロン 250 ng/dL 未満を診断の主基準、遊離テストステロン 7.5 pg/mL 未満を補助的な基準(8.5〜11.8 pg/mL は境界域)としています。偏差値でいうと、総テストステロン250 ng/dL はおよそ偏差値34にあたります。ただし診断は数値だけで決まるものではなく、症状・経過・他の病気の除外とあわせて医師が総合的に行います(男性更年期の診断の流れ)。各項目の基準値の詳しい解説は男性ホルモン・TRT関連検査の基準値一覧をご覧ください。

※この計算は診断ではなく、検査値の水準を把握するための参考です。値が気になる場合は、症状とあわせて医師にご相談ください。

保険診療と自費診療では検査内容が異なります

男性更年期障害は、一定の条件を満たせば保険診療で検査・治療を受けられます。ただし保険診療では、診療報酬のルール上、検査内容に制約があります。

  • 内分泌学的検査(ホルモン検査)はまとめて測定できる項目数に上限があり、必要最小限の項目に絞って実施するのが一般的です
  • 総テストステロンと遊離テストステロンの同一日の組み合わせ測定は、多くの医療機関で行われていません
  • PSAは初回測定が基本で、異常がなければ2回目以降は自費での測定となります

一方、自費診療では、次のような項目を同じ日にまとめて評価することができます。

総テストステロン
遊離テストステロン
LH
FSH
プロラクチン(PRL)
エストラジオール(E2)
PSA
血算(CBC)
肝機能
腎機能
脂質
HbA1c
検査項目 保険診療での一般的な運用 自費診療
総テストステロン・遊離テストステロン 同一日にまとめての測定は行われないことが多い 組み合わせて測定できる
LH・FSH・PRL・E2 症状評価に必要な範囲で、項目を絞って実施 まとめて評価できる
PSA 初回測定が基本。異常がなければ毎回は測定しない 希望に応じて測定できる
肝機能・腎機能・脂質・HbA1c・血算など 症状評価・安全性確認に必要な範囲で実施 生活習慣病関連もまとめて評価できる

保険適用では、診療のルール上、検査内容に一定の制約があります。より詳細なホルモン評価をご希望の方では、自費検査を選択されることがあります。どちらが良い・悪いということではなく、目的やご希望に応じてお選びいただけます。まず保険診療で調べ、必要に応じて自費で項目を追加することも可能です。詳しくは診察時に医師へご相談ください。

※上記は保険診療の一般的な運用に関する情報であり、医療機関や個々のケースにより異なります。正確な適用可否・算定は受診時に医師・医療機関へご確認ください。

検査項目を詳しく解説

ここからは主な検査項目について、①何をみている検査か ②低い・高いときに何を考えるか ③治療方針にどう影響するかを解説します。具体的な基準値は男性ホルモン・TRT関連検査の基準値一覧で解説しています。

総テストステロン

みているもの:血液中のテストステロンの総量(タンパク質と結合している分を含む)で、男性ホルモンの状態を評価する基本の指標です。国際的なガイドラインでは、まず総テストステロンを測定することが基本とされています。

数値の解釈:早朝・空腹時に測定し、低値であれば別の日にもう一度測定して確認します。年齢とともに緩やかに低下しますが、「年齢のわりに低い=治療が必要」と機械的に判断するものではなく、症状と合わせて評価します。

治療への影響:症状があり、繰り返し測定しても低値が確認された場合に、他の原因を除外したうえでTRTを検討します。

遊離テストステロン

みているもの:血液中で実際に細胞に作用できる、活性のあるテストステロンです。日本泌尿器科学会・日本Men’s Health医学会の「LOH症候群診療の手引き」では、日本の保険診療における中心的な診断指標として位置づけられています。

数値の解釈:総テストステロンはSHBG(下記)の影響を受けるため、総テストステロンが基準内でも、SHBGが低いと遊離テストステロンは低くなります。総テストステロンだけでは見逃される低下を、遊離テストステロンで拾えることがあります。日本では測定精度の問題からアナログ法が用いられることが多く、値の解釈には注意が必要です。

治療への影響:SHBG異常が疑われる場合(肥満・高齢・肝疾患・甲状腺機能異常など)は、遊離テストステロンの評価が特に重要になります。

SHBG(性ホルモン結合グロブリン)

*日本では研究目的以外で測定不可能

みているもの:テストステロンと結合して運ぶタンパク質です。SHBGに結合したテストステロンは細胞に作用できないため、SHBGの量によって「使えるテストステロン(遊離テストステロン)」の割合が変わります。

数値の解釈:肥満・インスリン抵抗性・甲状腺機能低下症では低下し、加齢・甲状腺機能亢進症・肝疾患・一部の薬剤では上昇します。SHBGが低いと、総テストステロンが正常でも遊離テストステロンは低下していることがあります。

治療への影響:SHBGを測ることで、総テストステロンの数値をより正確に解釈できます。総テストステロンと症状が食い違うときの手がかりになります。

LH(黄体形成ホルモン)

みているもの:脳の下垂体から分泌され、精巣にテストステロンを作るよう指令するホルモンです。

数値の解釈:テストステロンが低いときにLHを見ることで、原因が精巣側にあるのか(原発性:LHが高い)脳(下垂体・視床下部)側にあるのか(続発性:LHが低い〜正常)を鑑別できます。加齢や肥満に伴う男性更年期の多くは続発性(機能性)で、可逆的なことが少なくありません。

治療への影響:原発性か続発性かで、精査の方向性(下垂体MRIの要否など)や、妊孕性を保ちたい場合の治療選択(TRTかhCG・クロミフェンか)が変わります。

テストステロンが低いとき、LH・FSHで原発性(精巣性)と続発性(中枢性)を鑑別する流れの図
テストステロンが低いとき、LH・FSHの値で「精巣そのものの問題(原発性)」か「下垂体・視床下部の問題(続発性)」かを見分けます。

FSH(卵胞刺激ホルモン)

みているもの:下垂体から分泌され、精巣で精子を作る機能(造精機能)を刺激するホルモンです。

数値の解釈:FSHが高い場合は精巣の造精機能の低下を示唆します。LHとあわせて原発性・続発性の鑑別に用います。

治療への影響:これから子どもを希望する方では特に重要です。TRTは精子形成を抑制するため、妊孕性を保ちたい場合はFSH・精液検査の結果をふまえて治療法を選びます(妊孕性とTRT・PCT)。

プロラクチン(PRL)

みているもの:下垂体から分泌されるホルモンで、高値になると性腺を抑制し、性欲低下やED、テストステロン低下を引き起こします。

数値の解釈:軽度上昇はストレス・薬剤(一部の胃薬・抗精神病薬など)・甲状腺機能低下でも起こります。明らかな高値、あるいは重度の続発性性腺機能低下(LH・FSHが低くテストステロンも低い)がある場合は、下垂体腺腫などの下垂体疾患を考え、下垂体MRIを検討します。

治療への影響:プロラクチンが高い場合は、まずその原因の治療が優先されます。原因を放置してTRTだけを行うことは適切ではありません。

エストラジオール(E2)

みているもの:テストステロンがアロマターゼという酵素で変換されてできる女性ホルモンです。男性でも骨・性機能・気分の維持に必要です。

数値の解釈:肥満では脂肪組織のアロマターゼ活性が高く、E2が上がりやすくなります。TRT中にE2が高くなりすぎると、乳首の違和感・胸の張り(女性化乳房の兆候)・むくみ・乳房痛などが出ることがあります。

治療への影響:TRT中に胸の症状があるときは、自己判断でアロマターゼ阻害薬を使わず、総テストステロンとあわせて高感度E2を測定して原因を確認します(胸が張ってきたら|女性化乳房とホルモン検査)。

PSA(前立腺特異抗原)

みているもの:前立腺の状態を反映する項目です。ここでのPSAは前立腺がんを診断するための検査ではなく、TRTを安全に始められるかを確認するための検査です。

数値の解釈:前立腺がんが隠れている状態でテストステロンを補充すると、病状を進行させるおそれがあります。基準値を超える場合や、経過中に急な上昇がある場合は、泌尿器科での精査(エコー・MRI・必要に応じて生検)を先に行います。

治療への影響:TRT開始前のスクリーニングとして測定し、開始後も定期的にモニタリングします。保険診療では初回測定が基本で、異常がなければ毎回は測定しません。

血算(CBC:ヘモグロビン・ヘマトクリット)

みているもの:赤血球の量(貧血の有無、逆に多すぎないか)を確認します。

数値の解釈:テストステロンには赤血球の産生を促す作用があり、TRTを続けると赤血球が増えすぎる(多血症)ことがあります。多血症は血液の粘度を上げ、血栓のリスクに関わります。

治療への影響:治療開始前のベースライン値を把握し、開始後も定期的にチェックします。海外の臨床指針では、ヘマトクリットが50〜54%を超えないよう管理し、超える場合は減量・休薬や瀉血(しゃけつ)を検討することが推奨されています。

肝機能(AST・ALT・γ-GTP)

みているもの:肝臓の状態です。

数値の解釈:脂肪肝やアルコール性肝障害があると数値が上がります。テストステロン製剤(特に一部の内服薬)で肝機能に影響が出ることがあります。

治療への影響:治療開始前の状態把握と、開始後の安全性モニタリングとして定期検査に含めます。

腎機能(クレアチニン・eGFR)

みているもの:腎臓の働き(老廃物を排泄する能力)です。

数値の解釈・治療への影響:薬剤の代謝・排泄能力を確認し、治療を安全に行うための基礎情報として、他の血液検査とあわせて測定します。

HbA1c(血糖)

みているもの:過去1〜2か月の血糖の平均的な状態です。

数値の解釈:テストステロン低下は内臓脂肪型肥満・インスリン抵抗性と関連し、2型糖尿病やメタボリックシンドロームと相互に影響します。糖尿病のある男性ではテストステロンが低い頻度が高いことも知られています。

治療への影響:血糖・体重・生活習慣の改善は、それ自体がテストステロン環境を改善します。糖尿病がある場合は、その治療とあわせて評価します。

脂質(LDL・HDL・中性脂肪)

みているもの:コレステロール・中性脂肪の状態です。

数値の解釈:メタ解析では、テストステロン補充により総コレステロールがやや低下する一方、HDL(善玉)も低下する可能性が示されています。生活習慣病は男性更年期の症状に影響し、TRTの心血管系への影響評価にも関わります。

治療への影響:心血管リスクの評価・管理の一環として測定します。健康診断で脂質異常を指摘された方は脂質異常症もご覧ください。

甲状腺機能(TSH・FT4)

みているもの:甲状腺ホルモンの状態です。

数値の解釈:甲状腺機能低下症は、疲労感・気分の落ち込み・集中力低下・性欲低下など男性更年期とよく似た症状を起こします。逆に甲状腺機能亢進症では、動悸・体重減少・発汗・手のふるえなどがみられます。

治療への影響:甲状腺疾患を見分けることで、誤ってTRTを行うことを防ぎ、正確な診断につなげます。症状に応じて血清亜鉛・25-OHビタミンD・フェリチン・ビタミンB12などを追加することもあります。

当院で診療しているからこそ大切にしていること

実際の診療では、テストステロンの数値だけを見て画一的に治療を決めることはありません。次のような要素を、初診時だけでなく経過の中で総合的に評価しています。

  • 症状の内容といつから・どのように変化してきたか(急な変化か、緩やかな変化か)
  • 年齢、仕事や生活の背景、ストレスの状況
  • 睡眠の質、いびき・日中の眠気(睡眠時無呼吸症候群の可能性)
  • 体重・内臓脂肪、筋力低下の自覚
  • 性機能(性欲・朝立ち・ED)の変化
  • これから子どもを希望するか(妊孕性の希望)
  • 内服中の薬(ステロイド・鎮痛薬・抗精神病薬など)、サプリメントの使用

境界値のとき、数値と症状が一致しないとき、生活習慣の影響が大きいと考えられるときは、すぐに治療を始めるのではなく、再検査や生活面の見直しを行ったうえで方針を決めます。テストステロン低下と間違われやすい病気については男性更年期障害を見逃されやすい疾患もご覧ください。

よくある質問

Q. 保険適用で検査できますか?

A. 症状があり、一定の条件を満たせば保険診療で検査できます。ただし保険診療では測定できる項目数に制約があり、必要な範囲に絞って実施します。総テストステロンと遊離テストステロンの同日測定や、詳細なホルモンパネルを一度に調べたい場合は、自費診療という選択肢もあります。

Q. 検査だけ受けることはできますか?

A. 問診・診察のうえで必要と判断した検査を行います。診察を伴わない「採血のみ」の対応は行っていません。結果は後日の診察で、意味や今後の方針とあわせてご説明します。

Q. 午前中に来院できない場合はどうすればいいですか?

A. テストステロンは午後に自然に低下するため、可能な限り午前中(目安として11時ごろまで)の受診をおすすめします。どうしても難しい場合はご相談ください。結果が低めに出たときは、後日あらためて早朝に再検査して確認します。

Q. 採血前は食事を抜いた方がいいですか?

A. はい。食後は一時的にテストステロンが低下することがあるため、早朝・空腹での採血を推奨しています。水やお茶は飲んでいただいて構いません。常用薬は自己判断で中止せず、事前にご相談ください。

Q. 筋トレをした日に採血しても大丈夫ですか?

A. 激しい運動の直後は一時的にホルモン値が変動することがあります。採血前日〜当日の激しいトレーニングは避け、いつも通りの生活のなかで採血するのが望ましいです。

Q. 風邪をひいているときに検査してもいいですか?

A. 発熱や感染症などの急性の体調不良があると、テストステロンが一時的に下がることがあります。体調が回復してから採血する方が、正確に評価できます。

Q. 検査は何回必要ですか?

A. 初回で低値が出た場合、ガイドラインでは別の日に早朝空腹時でもう一度測定して確認することが推奨されています。治療を開始した後も、効果と安全性を確認するために定期的な採血を行います。

Q. PSAは毎回測定しますか?

A. 保険診療では初回測定が基本で、異常がなければ毎回は測定しません。TRTを行っている場合は、安全性確認のため定期的(一般に開始後3〜12か月ごと)にモニタリングが推奨されますが自費での検査となります。

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