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慢性腎臓病患者の死亡率とカフェイン

珈琲は健康に良いという多くの論文が出ています。

腎臓が悪い方にも良い影響があるかもしれません。


Caffeine consumption and mortality in chronic kidney disease: a nationally representative analysis.

以前は発がん性などが懸念されていたが珈琲ですが、最近は健康寿命を伸ばすという結果の報告が多いです。

今回はアメリカの慢性腎臓病の患者(eGFR15-60)4863人を対象に、珈琲や緑茶などによるカフェインの摂取量を調べいます。

カフェインの摂取量で下記の4つの群に分け、死亡との関係を検討しています。

・Quartile 1         28.2mg未満/日

・Quartile 2        28.2~103.0mg/日

・Quartile 3        103.01~213.5mg/日

・Quartile 4        213.5mg超/日

結果です。

Kaplan–Meier curves for all-cause mortality by caffeine consumption quartiles.

グラフのように最もカフェイン摂取量の少ないQuartile 1 が死亡率が高くなっています。

カフェインの摂取がどういう影響があって慢性腎臓病患者さんの予後に関わっているのかは分かりませんし、

これは観察研究ですのでカフェインに関して交絡因子があるのかもしれません。

*1 年齢や性、人種、喫煙習慣、その他の併存疾患、食生活などの因子で調整後も一貫して同様の結果とのことです。

*2 カフェイン摂取量が多いグループは、白人の男性で学歴が高く、収入が高く、現在喫煙しているか過去に喫煙歴があり、飲酒量が多い傾向がみられたとのことです。

 

まだ分からないことが多いですが、珈琲は腎臓が悪い方にも良い影響があるのかもしれません。

 

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