東京都千代田区大手町の内科・健康診断・予防接種

膝が痛い人に対して、

「しっかり筋トレして関節を保護しましょう」

と説明されることがありますが、本当に効果的なのでしょうか。

長期的な症状の変化などについて調べた論文の紹介です。

当院は大手町の内科のクリニックですが、膝や肩の痛みのある方に関節内注射での治療も行っています。

局所麻酔薬を使っていますので、整形外科で注射受けたけど痛くて続けられないという方も安心して治療を受けられます。


変形性膝関節症の方の膝の痛みにして、高強度筋力トレーニングの効果を調べた論文です。

Effect of High-Intensity Strength Training on Knee Pain and Knee Joint Compressive Forces Among Adults With Knee Osteoarthritis

https://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/2776330

  1. 高強度トレーニング(1RMの90%まで)
  2. 低強度トレーニング(1RMの40%まで)
  3. トレーニングなし

の3グループに分けられています。

平均年齢65歳の377人が18ヶ月間の試験に参加しています。

膝関節の痛み、膝関節にかかる圧縮させる力を調べた結果です。

 

膝関節の痛み(0-20点で20点が最も痛い)

  18ヶ月時点
高強度トレーニング 5.1
低強度トレーニング 4.4
トレーニングなし 4.9

膝関節にかかる圧縮させる力

  18ヶ月時点
高強度トレーニング 2453N
低強度トレーニング 2475N
トレーニングなし 2512N

ちょっと数字の大小がありますが、全て有意差がありませんでした。

有意差がない=P値が0.05未満でない

で、簡単に言うと20回に1回以上の確率でたまたま差が出ただけ、です。

誤差みたいなものと考えて下さい。

 

残念ながらしっかりトレーニングしても膝の痛みや、膝への負荷は軽減されませんでした。

痛いときはヒアルロン酸の注射や湿布などで症状を和らげて、体重を落として膝をケアするのが現状では無難と考えられます。

トレーニングするなら、低強度のものにしましょう!

 

リーレクリニック大手町
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