高尿酸血症・痛風
高尿酸血症・痛風とは
尿酸値が高い状態が高尿酸血症です。
その影響で、尿酸の結晶が出来てしまい関節が腫れて痛くなるのが痛風発作です。
高尿酸血症・痛風の原因
原因の分類として、産生過剰、腎排泄低下型、腎外排泄低下型があります。
産生過剰には、食事過多と体内での生成(プリン体のde novo経路)があります。
尿酸値が高いと痛風発作のリスクが高まるだけでなくそれ自体が動脈硬化を進展させる要因となり腎障害や高血圧を招きます。
高尿酸血症・痛風の治療
痛風の治療は安静、冷却と消炎鎮痛剤の使用です。
発作が治まってから尿酸を下げることが大切です。
発作中に尿酸低下薬を使うと結晶が出来て症状が悪化してしまいます。
高尿酸血症の治療はアルコールの接摂制限を含めた食事療法が基本です。
その上で、腎障害や高血圧などの合併症と共に薬物治療を行います。
痛風の方の尿酸値の目標は6未満です。