家族性高コレステロール血症の治療の長期成績
家族性高コレステロール血症への治療は早期から、継続的に行うことが有用です。
「そろそろ治療しとこうかな」と中年期以降に来られる方もいますし、
継続的に通院しているかたはとても少ないのが原状です。
せっかく知見が得られても実社会で活かせないと勿体ないですね。
家族性高コレステロール血症への治療は早期から、継続的に行うことが有用です。
「そろそろ治療しとこうかな」と中年期以降に来られる方もいますし、
継続的に通院しているかたはとても少ないのが原状です。
せっかく知見が得られても実社会で活かせないと勿体ないですね。
健康的な生活と、がん・心血管疾患・2型糖尿病にならないで健康な平均余命の関連を調べた論文です。
海藻類は色々と健康に良いものが含まれていますが、実際に心疾患の発症リスクを抑えることが報告されています。
積極的に食べましょう。
コラムを記載しました。
こちらからお読み頂けます。
逆流性食道炎の症状のある方は珈琲、紅茶、炭酸飲料の飲み過ぎは避けましょう!
忘年会や新年会シーズンは要注意です。
日本ではまだ感染者数、死亡数共に少なく100万人あたりの死亡数1未満です。
このまま感染スピードが低く死亡例も少ないのか、今後爆発的に増加するのか不明です。
(一般的にはウイルスは生存のために弱毒化します)
オランダでコロナ抗体陽性率の調査が行われ3%の方が免疫を獲得しているという記事が出ています。 Dutch study suggests 3% of population may have coronavirus antibodies それが事実の場合のオランダでの死亡率は0.58%になります。 ”感染者数や致死率”の一番下に追記しています。ご参照下さい。 |
(以前のコロナウイルスのSARS,MARSの時と異なりSNSが発達してるために)
情報が錯綜していますが、なるべく正確な情報を得るようにしましょう。
ランセットに掲載された論文で、コロナウイルス感染の致死率は0.66%と推定値が出ました。
重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)ほど致命的ではないとの予想です。
ちなみに日本に関しては、検査件数が非常に少ないため評価が難しいです。
個人的に当初は、検査閾値が高い(=無症候や軽症の方は検査していない)ため致死率が高くなりそうと考えていました。
4/19時点では、PCRで陽性10219例、死亡例161例、退院例1142例となっています。
重症例で入院中の方の今後にもよりますが、死亡率は1%台になりそうです。
検査閾値を高くしているはずですが、とても低い数値です。
日別のPCR検査数をみると突然多い日があり、データの解釈が難しいです。
検査基準が流動的なのかも知れません。
なぜか軽症の健康なスポーツ選手が検査を受けているらしいですし分からない事が多いです。
ちなみに検査した場合の陽性率は11%程度なので、これだけみると気軽に検査して外し続けている印象です。
色々不思議です。
ACEの発現量が低い、BCGのオフターゲット効果、等なにか日本人は感染しづらく重症化もしにくい要因があるのでしょうか…?
4/15時点で世界で200万人近くの感染者数、12万人超の死者数となっています。日本ではまだ感染者数、死亡数共に少なく100万人あたりの死亡数1未満です。
このまま感染スピードが低く死亡例も少ないのか、今後爆発的に増加するのか不明です。
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余談ですが、インフルエンザの死亡数を評価する方として”超過死亡”という概念があります。
死亡診断書にインフルエンザと書かれていないがインフルエンザでなくなっている人がいるだろうという事で使われる指標です。
いずれコロナウイルス感染もこちらで評価されるようになるかもしれません。
コロナの感染による影響よりも、パニックによる経済への影響(不景気になると自殺率、失業率、犯罪率が上昇しそういった社会では寿命が短くなります)、医療機関への影響やコロナハラスメントと呼ばれる差別からの影響のほうが大きくなりそうですね。
超過死亡はこちらから確認できます。
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オランダではすでに抗体検査が行われたとのことです。Dutch study suggests 3% of population may have coronavirus antibodies 3%の方が既に抗体を獲得しているとの調査結果で、1700万人のうちの数十万人が抗体を持っているだろうとの事です。 ちなみにこの記事の出た4/17時点で報告されているオランダの感染者数は30000人弱、死亡例は3315例です。 https://www.worldometers.info/coronavirus/country/netherlands/ 検査で特定された患者さんのおよそ17倍の方が既に感染後で抗体を獲得しているという話になります。 この話が本当なら、オランダの死亡率は10%ではなく0.58%になります。 (コロナ感染に気付かず亡くなった方がいなければの計算です) この新型コロナの抗体検査の感度や特異度も不明で、まだなんとも言えないですけど本当でしたら感染の収束は早そうです。 検査を受けていないだけで知らない間にコロナウイルス感染後で免疫獲得している人が多い筈という意見はよくありますが、こうして実際に調査した結果が出ると説得力が増しますね。 ちなみに日本国内でも4月中に無作為抽出して抗体検査を行う予定があるとの事です。 |
個人での検証ですが、抗体検査を行った開業医の先生がいたようです。
<新型コロナ>抗体検査5.9%陽性 市中感染の可能性 都内の希望者200人調査
147人中7人(4.8%)が陽性、医療従事者55人中5人(9.1%)が陽性とのことでした。
数値の読み方に関してこちらにまとめております。
せっかくやるなら統計の知識ある人も巻き込んで、選択バイアスを避ける方法や結果の信頼区間を計算したりとかもやると良い気もします。
*ちなみに147人中7人陽性を二項検定で計算した95%信頼区間は1.9%から9.6%でした。
信頼区間の意味はネットで色々見てみてください。
「母集団から標本を取ってきて、その平均から95%信頼区間を求める、という作業を100回やったときに、95回はその区間の中に母平均が含まれる」
https://bellcurve.jp/statistics/course/8891.html
こんな感じで説明されています。
ともあれ、日本全体でPCR陽性が0.001%と比較するとかなり乖離があるのは間違いないですね。
新型のコロナウイルスによる肺炎とのその他の肺炎の見分け方についてはこちらです。
厳格な都市封鎖(ロックダウン) | イタリア、スペイン |
社会的距離 | スウェーデン、韓国、日本? |
感染防止より経済優先 | トルコ(土日は外出規制)、ブラジル |
国立感染症研究所感染症情報センターセンター長のインタビュー記事です。
わかりやすく書かれています。
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/ncov2019-okabe
NIHでウイルス学の研究をしている病理の先生の記事です。
専門家らしい内容です。
https://www.minesot.com/2020/01/2019-ncov.html?spref=tw&m=1
色々なところで書かれている事ですが、情報源を大切にしましょう。
インフルエンサーの”ある研究によると”とか”実は中国では”とか根拠のない謎の断定は全く当てになりません。
明らかな嘘も出回っています。
極端に悲観的な見方や楽観的な見方をしている方もいますが、医師が実名でツイートしたから真実というわけでもありません。
以下、枠内は上記リンク先の峰先生の文章の抜粋です。
https://www.minesot.com/2020/01/2019-ncov.html?spref=tw&m=1
僕の個人見解ではないですし、ご質問ご意見等を当院へ連絡することはお控え下さい。
(引用元を辿れば、紅茶がウイルス感染予防に効果が出なかったことなども細かく記載されています)
また、感染対策の方法に関する不正確な情報も出回っています。
● 空間除菌グッズやアロマオイルがきく→ 効きません(大手企業の売り出しているクレ●リンなどが売り切れているそうですが効果の実証なしです)● 紅茶や緑茶を飲む/紅茶・緑茶うがいが効く→ 証拠は一切ありません● ある漢方薬がウイルスに効く→ そういう実証データはありません● 血液クレンジングが効く→ 効きません● 空気清浄機で完全に防げる→ 防げません● 体温をあげれば「免疫力」があがり防げる→ 「免疫力」も意味不明ですが、そういう単純なことはありません。 |
海藻の「あおさ」にヒトコロナウイルス増殖抑制効果を確認 ─新型コロナウイルスでの効果にも期待こういった記事では、タイトルだけでなく内容を注意して読んでください。
という内容です。 突っ込みどころは色々あるのですが、
・そもそもコロナウイルスではなくインフルエンザウイルスを使った実験
・対照群との比較なのか不明(インフルエンザ感染後に抗体が増えてウイルス量が減るのは普通の経過です)
・マウスで効果があるからといって人間に効果あるとは限らない
と、タイトルと内容があっていないと言える記事です。
そして共同研究者を見ると,,,
COI(利益相反)のマネージメントに問題ありそうですね。
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3/8にコロナウイルスによる髄膜炎が報道されました。
2型糖尿病の初期治療として、DPP4阻害薬のエクアとメトホルミンの併用療法と、メトホルミン単剤から開始する段階的療法との比較をした研究です。
5年間の追跡期間で、通称VERIFY試験です。
ベンゾジアゼピンはいろいろな有害性が言われており、wikipediaにもまとめられています。
日本ではセルシンやホリゾンといった名前で販売されています。
長期使用を避けるよう言われている薬ですが、現実にはやめられず長期使用している方が多いです。
長期使用の安全性を検討した論文です。
元々、インフルエンザの流行の時期や花粉対策でマスクをしている方も多いようです。
インフルエンザ予防における手洗いについての報告です。