経口コロナ治療薬ラゲブリオ(モルヌピラビル)について
2021年12月24日に
経口コロナ治療薬のモルヌピラビル(商品名ラゲブリオ)
が厚生労働省から特例承認されました。
2021年12月24日に
が厚生労働省から特例承認されました。
これは11月26日に南アフリカからWHOに報告されたウイルスです。
Classification of Omicron (B.1.1.529): SARS-CoV-2 Variant of Concern
まだ分かっていなことが多いのですが、感染力が高いという話もあります。
名前が怖そうなんて感想も聞いたことがありますが、現時点で報告されていることを簡単にまとめます。
8/30から当院でコロナワクチンの職域接種が始まります。
ワクチンの廃棄・ロスが無いように、キャンセルなど出た際にはこちらで告知しまので接種希望の方はご連絡ください。#大手町でモデルナ一回目打てます— リーレクリニック大手町 (@lireclinic) August 27, 2021
接種券をお持ちの方でしたらどなたでも接種可能です。
新型コロナウイルス感染症は未だ分かっていない部分も多いのですが、
みえてきている特徴もあります。
濃厚接触者の方も、症状のある方も、
が気になると思います。
それぞれを簡単に説明します。
当院は東京都の行政検査の指定病院になっております。
コロナ抗原検査、PCRは自己負担無しで検査できます。
(別途診察費用はかかります。例:初診で3割負担の場合3000円程度)
感染から発病までは1~14日と幅があり、5日前後が平均です。
最初の症状は発熱が最も多いです。
があります。
どちらも現在の感染を調べる検査ですが、それぞれの特徴を表にまとめます。
調べるもの | 精度 | 結果が出るまでの時間 | |
抗原検査 | ウイルスの蛋白 | ある程度のウイルス量が必要 | 数分 |
PCR | ウイルスの遺伝子 | 抗原定性検査より少ない量のウイルスを検出できる | 検体提出(診療終了時刻)から6時間後 |
抗原検査は結果がその場で出るのが最大のメリットです。
ウイルス量が少ない場合には偽陰性がでるので、抗原検査が陰性の場合もコロナウイルス感染症が疑われる場合にはPCRを追加して行う事が有効です。
入院か自宅待機かといった治療方針を決めるために重症度分類が重要です。
厚生省のコロナウイルス感染症の手引きからの抜粋です。
SpO2(経皮的酸素飽和度)がとても重要です。
コロナの有無に関わらずSpO2の低下はすぐに対応が必要な状況ですし、
コロナ陽性だとしてもSpO2が正常であれば緊急の対応などは現状行われません。
(重症化リスクの高い軽症の方に投与して重症化を防ぐ治療薬としてラゲブリオがあり、希望者には処方可能です)
当院は東京都の行政検査の指定病院になっております。
(別途診察費用はかかります。例:初診で3割負担の場合3000円程度)
コロナワクチンの接種が日本でも進んでいます。
接種終わった方は、熱や倦怠感といった副反応が強かったという声が多いです。
解熱鎮痛剤の使用に関して簡単にまとめました。
と報告されています。
感染率に関しては明らかではありませんが、喫煙所という換気の悪い場所に滞在することが感染のリスクとして指摘されています。
喫煙によりACE受容体が増えることも、コロナウイルス感染のリスクを上げる影響を懸念されています。
ACE受容体とコロナウイルス感染症についての関連はこちらのコラムから
高血圧治療薬・降圧薬(ACE・ARB)とコロナ(COVID19)
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お気軽にご相談下さい。
禁煙外来
新型コロナウイルス感染症患者の重症化リスク判定を補助する検査キットが保険適用となっています。
https://www.sysmex.co.jp/news/2021/pdf/210204.pdf
重症化する方は、血中のインターフェロンλ3(IFN-λ3)が発症初期から高くなるため重症化の予測に有効とのことです。
重症化の予測ができると、入院の優先順位付けに役立ちそうです。
IFN-λ3が低値の方は自宅隔離、高値の方は入院とトリアージ出来ると限られた入院ベッドを有効活用できそうです。
この検査は、コロナ感染症があり、人工呼吸器を必要としていない人が保険で測定できます。
コロナの検査(PCR,抗原)は行政検査として自己負担なしで検査できますがこちらは3,400円の1~3割負担となります。
膝が痛い人に対して、
「しっかり筋トレして関節を保護しましょう」
と説明されることがありますが、本当に効果的なのでしょうか。
長期的な症状の変化などについて調べた論文の紹介です。
当院は大手町の内科のクリニックですが、膝や肩の痛みのある方に関節内注射での治療も行っています。
局所麻酔薬を使っていますので、整形外科で注射受けたけど痛くて続けられないという方も安心して治療を受けられます。
の順に記載します。
公費負担ですので患者さんの検査費用負担はございません。
初診料や薬の処方など含めて3,000円程度となることが一般的です。
症状のない方へのPCR検査の場合には、自費診療となりますので、あらかじめご了承ください。
現在は、陰性確認も自費となります。
コロナの検査は、
で検査の結果をお伝えします。
当院でPCR検査の検体(唾液もしくは鼻咽頭)採取および検査を行うことができます。
PCR検査を御希望の方は、事前にお電話やLINEでPCR検査希望であることを申し付けください。 入り口や待合室が一般の方と異なります。 |
当院では時間制限を設けておりませんので、当院で診察を行っている時間帯であれば、随時検査は可能です。
上記に当てはまる方は事前にお電話やLINEで予約を受けた上で、診察させていただく形としています。
時間帯を15分毎に区切っておりますので、空いている枠に予約いただく形となります。