東京都千代田区大手町の内科・健康診断・予防接種

麻しん予防接種の世代ごとの状況について

麻しんの流行が拡大しています。

都内では港区で麻しんの発生報告が出ました。

 

とても問い合わせが多いのでこちらに記載しておきます。

まず、過去に麻しんの罹患歴がある方、2回予防接種を受けている方は予防接種は不要です。

そうでない方はご相談下さい。

生まれ年  
~1966年 受けていません
1967~1978年 任意接種のため受けていない方が多いです
1978~1990 義務接種となりましたが一回接種です
1990年4月2日以降 二回の義務接種です

 

2回の予防接種で95%の方が免疫を獲得出来るとされています。

注意点として、妊娠中の予防接種は禁忌です。

また、予防接種から2ヶ月は妊娠しないようにして下さい。

 

 

麻疹ワクチンの製造が遅れています

先週、麻しんの流行とワクチンについてお知らせしましたが、現在麻疹ワクチンのメーカー在庫が無くなっております。

当院でも予約分のみで今後は麻しんの予防接種はMRワクチンでの対応になります。

MRワクチンは麻しん風しん混合ワクチンですので風疹にも効果があります。

風疹は胎児に先天性風疹症候群という障害を引き起こします。

また、まれに脳炎や血小板減少性紫斑病などの重篤な合併症をおこすことがあります。

麻しんのように流行はしていませんが、一緒に予防接種を受けておくと安全です。

麻しん(はしか)が流行しています

沖縄では中学校が学級閉鎖となり、麻しんが流行しています。

沖縄のはしか患者、7人増え計63人に

https://www.asahi.com/articles/ASL4K5DJQL4KTIPE01T.html

 

成人して抗体が下がっている方が多く、海外で感染する方も多いです。

昨年から東南アジアでの流行が報告され、輸入感染症として国内での発症も報告されています。

麻しん(はしか)はワクチンで予防できます。

成人後の追加接種を受けておくと安心です。

麻しんは風疹と異なり、妊婦さんが感染しても催奇形性はないと言われていますが、流産や早産の原因となります。
妊娠中は麻しんや風疹の予防接種は受けられませんので、妊娠希望の方は事前に予防接種を受けておくことが勧められています。

 

麻しんについてまとめました。こちらからお読み頂けます。

麻しん

麻しん

じんましんについて記載しました

じんましんについて記載しました。

こちらからお読み頂けます。

自分がじんましんが出てしまったので書いてみました。。。

ちなみに、じんましんだけでなく花粉症の治療薬でも人気のデザレックスですが、現在メーカーの製造が追いつかず供給が不安定なため薬局に在庫が無いことが多いです。

暫くは他の薬で代用する必要があります。

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